に投稿

ロゴマーク【動画付き】

Webサイトのリニューアルに伴いロゴマークが変更になりました。

NorthLand=「北の大地」を意識して北欧のようなシンプルさとナチュラルな素材を使った製品作りに合った柔らかなイメージをロゴにしました。 

いろいろなデザインを試行錯誤すること約1週間。パソコンの画面上でこれがいいなと思っても実際に紙や革や木に印刷、刻印されると少しイメージと違ってまた考え直すということが何度もありましたが、最終的に決まったロゴマークはみんなが「あ、これいいね!」と感じるものでした。

さっそく檜の板にレーザーで刻印してみました。下の動画をご覧ください。タイムラプスで早送りのように撮影していますが、実際には1時間以上かけてじっくりゆっくりと刻印されていきます。檜の聖句プレートと同じように刻印後全体をサンドペーパーで磨いて整えました。

に投稿

色のイメージ

上質で手触りの良いシュリンクレザーを使った聖書カバーはノースランドの看板商品です。

でも実物を実際に手に取って見ていないので自分のイメージと合うかどうか不安になります。特に色合い。

そこで色選びの参考に色合いのイメージをお伝えします。

「ライトグレー」聖書の表紙に近い、年齢性別を問わず誰にでも似合う色で一番人気があります。控えめながらおしゃれな色です。

「オーク」グレーがかった濃い目のベージュです。温かみのある落ち着いた上品な色合いです。

「ピンク」発色の良い明るい色で気持ちを明るくしてくれます。問い合わせが多かったためラインナップに加わりました。

「オリーブ」グリーンよりも暗くくすんだ色合い。シックでかっこいいアースカラーです。新色です。

「ブルー」ターコイズブルーより少し青の強い色合いでアクセントになるおしゃれな北欧カラーです。

色は問屋の方で製造中止になったり、不人気で廃版になったりして急に変わることがあります。また新色が追加されることもあるので時々チェックしてみてください。

に投稿

私のバッグ

仕事でバッグを作っていても、なかなか自分のバッグは作れませんでした。

が‥‥。遂に 出来ました‼

これは男性用ビジネスバッグのリメイク。中はボロボロになっていましたが、外はしっかりしています。

(before の写真撮るの忘れてました(涙)

持ち手はそのまま生かしつつショルダーバッグに!穴の開いていたところにはイニシャルを彫った革を貼り付けました。

こちらは新品のバッグ。タブレットが入る大きさです。

どちらもお気に入りのバッグになりました。

使うのが楽しみです♪

に投稿

植物とアートの公園(その2)

この前の屋外アートの続き。今回は檻に入った大きな靴やアニメに出てきそうな塔など。

ちょっと変わった竹?

これだけいろいろあって広い公園。ゆっくり見て回るには半日かかりそう。

今度はこの公園で弁当をもってピクニックでもしようかなと考えているスタッフ。

静かに散策できるこの公園はリフレッシュにぴったりです。

に投稿 コメントを残す

革の話

「本革」。

いい響きです。

でも一口に本革と言ってもたくさんの種類があります。

まず何の動物の革か。

牛、豚、羊、馬、鹿、カンガルー、ワニ、ヘビ、サメ...

たいていの「革製品」は牛革を使用しています。 NorthLandで使用しているのもほとんどが牛革です。

でも同じ牛革でも年齢、雄か雌かによって呼び名が変わってきます。

そしてなめし方、仕上げ方法の違いでさらにまったく違う表情になります。

なめし方は主に2種類。

植物のタンニンなめしと薬品のクロームなめし...

なにやら向こうで二人の男性がカバンを撫でて喜んでいます。

「いい色ですね~」

「いやぁ~だいぶ味わいが出てきましたよ。」

そんなことを話してます。

その鞄の革はきっと「タンニンなめし」の革。

使い込むほどに味わいの深まるワイルドでナチュラルな雰囲気。

キズつきやすいけど芯は強い。大切にしているとずっとそばにいてくれる、「不器用な相棒」。

「タンニンなめし」はそんな革になります。

手間と時間をかけて昔ながらの製法で職人がなめします。

一般にヌメ革と言われるのはこの方法でなめした革です。

日光やクリーム、油分によって深い色合いに経年変化するので自分だけのオリジナルに仕上がり、

愛着がわいてきます。

NorthLandのダレスバッグにも使われています。

「いいものを長く使う」革好きな男性に特に人気のある革です。

タンニンなめしのオイルレザー

おや、すぐそばでは新しく買ったバッグに注目が。

「ちょっと、そのバッグ素敵ね~」

「あらそう?安かったの。それに革だけど軽いのよ」

そのバッグの革はきっとクロームなめしの革。

鮮やかな色あい、やわらかくキズや濡れに強く軽量。

クロームなめしは薬品を使うので短期間でなめすことができ、表面がなめらかでソフトな仕上がりになります。

汚れやキズに強いので普段使いにぴったり。

ほとんどの革製品は加工しやすいこのクロームなめしの革で製造されています。

NorthLandの聖書カバーのシュリンクレザー、ミンクルレザーはこのなめし方法です。

経年変化はあまりしないので味わい深く育てる楽しみはありませんが、鮮やかな色合いを長く楽しめます。

「だれからも好かれる優等生」

そんな革です。

クロームなめしのシュリンクレザー。

なめし方で大きく変わる革。

さらにそこから様々な仕上げ方法で異なる表情にします。 スエード、ヌバック、オイルレザー...奥が深いですね。

そんな仕上げ方法についてはまた別の機会にお伝えします。

に投稿

きのこ狩り

秋の味覚。

秋味、秋刀魚、マツタケ、かぼちゃ、さつまいも…

もうあっという間にそんな楽しみな季節 ヨーロッパの秋の味覚といえば...

きのこ。

ヨーロッパではきのこ狩りが人気です。

今日はきのこ狩りのおすそ分けをいただきました。

どうやって食べようか...

ここは、オリーブオイルとにんにく。 なんでも美味しくなる不思議な組み合わせ。

シンプルだけど止まらない美味しさ。 きのこのオリーブオイルソテー。

に投稿

0.01mm

革細工に必要な機械。というと、まずはミシン。

手縫いも可能ですが、量産は不可能ですからね。

そしてもう一つ、必ず必要な機械がこれ。

なんの機械か見当がつきません。

鉄の台の上にアームが伸びています。

横から見るとこんな感じ。

これは革漉き機といって革を薄くする機械です。

聖書カバーに使われている革は1,4mmの厚さがあります。


でも本体部品、内側フラップ、ファスナーマチ等をそのままの厚みで作ってしまうと、

ぶ厚くて、ワイルドな(やぼったい)聖書カバーになってしまいます。

ミシンでも縫いにくく、重さも増えます。

そこで革漉き機の出番。

送りローラーとドラム型の刃が回転して革の厚みをスライスするように薄くします。

2枚重ねるところは半分の厚みに、折り返すところはもう少し薄く。

0,01mm単位で厚みの調整が求められます。ゲージで計りながらダイヤルを回して厚みを調整してゆきます。これで聖書カバーの各部品を

それぞれちょうど良い厚みに薄くするとミシンで縫いやすくなり、 エレガントで落ち着いた雰囲気のカバーに仕上がります

一見簡単な革漉き作業。でも革の硬さ、部位によって

同じ厚みに設定していても、厚く仕上がったり薄く仕上がったりします。

刃に入れる向きや角度、力加減も大事。奥が深いです。

漉いた部分を手の感覚で計りながら微調整できるようになったら

一人前です。

に投稿

マニュアル車

日本ではほぼ9割がオートマ車。

シフトチェンジをする手間が省け

坂道発進も下がる心配もなし。

でもやっぱり自分でギアチェンジをして

運転している実感を味わいたいというのも事実。

ここブラジルではなんと9割はマニュアル車なんです。

新車も普通車はほぼマニュアル。

運転が好きな人が多いこと。

さすが、アイルトンセナの国ですね。

そんなマニュアル車のシフトカバーを作ってみました。 こんな感じ。

黒 地にスピード感のある赤のステッチ。

かっこいい!

自己満足に浸っています。

に投稿 コメントを残す

リトアニアの森のリンゴ

やっと春になって、もうすぐ山菜採りに行けます。

リトアニアでは春に山菜はあまり採りません。

でも秋にたくさんの人が森に行って、山の幸を採ります。

きのこを採る人もいれば、ベリーを採る人もいます。

私は去年の秋にりんごを採りました。

木に登って、揺すりました。

たくさんりんごを採りました。

とても楽しいです。

全部家に自転車で持って帰りました。

重かったです。

でもこれからもっといっぱい仕事が待っています。

よく洗って、皮を剥いて、芯を取って、4等分にします。

りんごにさとうとシナモンをかけます。

天板に並べてオーブンに入れます。温度を50℃ぐらい、

オーブンのドアを少し開けたまま12時間乾燥させます。

その後一週間時々揺すりながら温かいところに置いて乾燥させます。

ついに完成です。

湿気を避けて保存します。

とても美味しいですよ。

に投稿 コメントを残す

リトアニアの冬

朝起きてまず窓から見るととてもきれいな景色でした。

霧氷としずかな太陽の光に誘われて外に出かけました。

リトアニアの冬は北海道の冬ににています。

霧氷に見とれているとマイナス20度の

つきさすような寒さを忘れてしまいます。

冬の週末の朝は人気がないので