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財布作り(パート2)

前回揃えた細かなパーツを作成していきます。まずは先にスナップボタンを取り付けます。ポンチで穴を開けて打ち具で打つだけです。

使っていくうちに裏地に響いて破れないように補強のためのテープを裏側に貼るのを忘れないようにします。

カードポケット部分の作成に入ります。

全てのパーツを本革だけで作る方法もありますが、どうしても財布が重く、分厚くなってしまいます。それで負担の掛からない、見えにくいところは合皮の裏地を組み合わせて、できるだけ財布が分厚くならないようにします。

カードポケットは裏で全て繋がってジャバラのように折りたたまれているので結構複雑です。革の折り返し部分、裏地との重なり部分、ポケットの深さ等を計算しながら作っていきます。けっこう手間がかかります。。

こんな感じです。カードを入れて深さを確認しながら調整します。

やっとぴったりの大きさになりました。

ここからミシンの縫い作業が始まるのでステッチの糸の色を決めます。

こげ茶にはっきりコントラストを付けた白い糸でカジュアルな雰囲気にするか、同色のこげ茶でシックな雰囲気にするか。。。その中間のベージュにするか。。。または全く違う色でアクセントにするのもいいかも。。

いろいろ迷いましたが、今回は同色のこげ茶で落ち着いた雰囲気にすることにします。

カードポケットと反対側のポケット部分を土台になる裏地に貼り付け、上端を縫い合わせます。

左右どちらもカードポケットにしようかとも思いましたが、できるだけ財布をコンパクトにしたかったので右側はシンプルなポケットにしました。

コバの着色をしておきます。これで内側部分は完成です。

この次はファスナー付きの小銭入れ部分です。(続く)