木の香り。
木工屋のおじさんの工房から
ナチュラルで気持ちのいい木の香りがしてきます。
木の小物をつくっている職人のローマスさん。
工房を見せてくれました。
最近主に作っているのはオークのまな板。
とても強度があります。
一見、四角く切るだけの簡単にできそうなまな板ですが、
切った後
何度も削って、磨いて。
職人の目と技術力が求められます。
地道な作業の繰り返しです。
角を落として、穴をあけて、仕上げの研磨作業。
天然木をぶ厚く贅沢に使ったまな板。
木の話になると
止まらなくなるローマスさん。
切り終わったまな板は
リネンオイルに漬け込んで仕上げます。
木目がいいですね。
使い込むほどいい色合いに変化していく。
革製品みたいです。
なんだか温かみを感じます。
熟練した仕事ぶりを見るのは気持ちがいいですね。
目と手と道具たち。
職人に欠かせないものです。
一見普通のおじさんは
実は立派な木工屋の職人でした。